あひる生息地の情報 九州・沖縄地方情報

福岡県福津市 宮地嶽神社 − 香さんご提供
福岡県の宮地嶽神社にアヒルがいるとの情報!のちほどまた!


福岡県田川郡糸田町 西部のあひる − 香さんご提供
お水を汲みに行く所の池のあひるとかもの画像があったのでURL載せます。
福岡県田川郡糸田町西部というところです、坂をけっこう上ったところの町の貯水地みたいなところです!このときは写真の数と、もう1羽白アヒルが離れてぽつんといました。


休憩タイムだガ〜♪
美白あひる


沖縄県那覇市 首里城公園の龍潭池(りゅうたんいけ) − あちちさんご提供
琉球王国の居城のあった首里城公園は日本で11番目の世界遺産として登録されました。この公園の中にある龍潭池は中国からの使者である冊封使をもてなし、舟遊びをするため1427年(応永24年)に作られました。この池には青首アヒル2羽、黒アヒル2羽と数羽のバリケンが棲息しています。
池には他の水鳥はいないせいか、アヒルたちはのんびりと過ごしています。しかし、池の中にはコイを初め多数の魚が棲息しています。力関係では魚の方が上のようで、エサ(食パン)を与えてみると、半分以上は魚たちに横取りされてしまいました。
5月の連休中であったため、龍潭池の上には多数の鯉のぼりが張り渡されていました。その写真で奥側の石垣の上に建っている赤い建物が首里城です。また、偶然ですが青首アヒルとバリケンの水上交尾を撮影する事ができました。ここのバリケンは青首アヒルよりも小さいので、下になったバリケンは完全に沈没していました。写真をよく見ると、青首アヒルのくちばしの先に水没したバリケンの頭がある事が判ります。しかし、バリケンは青首アヒルから逃げ回る事もなく仲良く暮らしています。青首アヒルとバリケンの間に子供ができるのかは分かりません。しかし、いろんなものを混ぜ合わせて独自なものを作り上げる(これをチャンプルーという)風土が沖縄にはあるので、できるカモしれません。もしできたらどんなアヒルになるのか興味が沸きます。

★補足 − アヒアオサム
バリケンとアヒルあるいはアイガモとの間には、子どもが産まれることがあります。それをドバンといいます。おそらく、ここであちちさんのいっている黒アヒルも、くちばしの色からしてドバンではないかと思われます。ちなみにドバンは1代雑種なので、子どもは産れません。
もっと首里城公園の龍潭池が見たい方に!


沖縄県八重山郡竹富町 小浜島のリゾートホテル「はいむるぶし」 − あちちさんご提供
沖縄県小浜島のリゾートホテル「はいむるぶし」
ヤマハのリゾートホテル「はいむるぶし」には「ふれあい牧場」という一種の私設動物園があり、さまざまな動物が飼育されています。水牛2頭、馬5頭、ヤギ8頭、ウサギ10匹、ダチョウ2羽、ニワトリ約10羽、ガチョウ1羽、アイガモ1羽の他野生化した孔雀もいて、アヒルは台湾から伝来したという観音アヒルが約30羽います
アヒルはニワトリ、ガチョウ、アイガモと一緒に水牛のいる池とその周辺に放し飼いにされています。池のほとりにはアヒルの餌を1個100円で売っている自動販売機があって、買った餌はアヒルやニワトリに自由に与えられるようになっています。餌はアイスモナカのような容器に入っていて、この容器も餌としてアヒルたちに与える事ができます。

池のほとりでは毎日のように交尾するアヒルを見ることができます。その結果たくさんのヒナが生まれてきます。ホテルに来た時には黒アヒルから生まれたばかりの4羽のヒナを見ることができました。しかし、カラスにさらわれたりして三日間で全滅してしまいました。黒アヒルは人間が餌をやり始めるとヒナたちをほったらかしにして餌に向かって真っ先に「飛んで」いってしまいます。無防備となったヒナたちはその間にやられてしまったのでしょう。
また、池のほとりでは魚をくわえたアヒルを何度も見かけました。しかし、アヒルは魚を何度も地面に叩きつけてウロウロするだけで、魚の食べ方が分からないようでした。アヒルが生きた魚を捕まえられるほど素早いのかは疑問があります。一方、この池は釣り池としても使われています。おそらく、アヒルがくわえているのは自分で捕獲した魚ではなく、釣り人から与えられた魚なのでしょう。

今までもアヒルを含めて動物を飼育しているホテルを見た事がありますが、飼育している動物の数と種類でここが一番充実していると思いました。また、このホテルは日本最南端のリゾートホテルとして設立されており、ホテルのある小浜島より南で有人の島は波照間島と黒島と新城島(新城島は人口数人)だけなので、もしかするとここにいるアヒルが日本最南端のアヒルという事なるのかもしれません。
このホテルの所在地、電話番号およびURLは以下の通り。
〒907-1292 沖縄県八重山郡竹富町字小浜東表2930
TEL 0980-85-3111
http://www.haimurubushi.co.jp/

ところで、ここにいるアヒルの種類をホテルの従業員は「観音アヒル」だと言っていましたが、写真を見ればお判りのようにバリケンにそっくりです。バリケンの事を沖縄では「観音アヒル」と呼ぶのか聴いてみましたが、バリケンという名前の鳥については全く知らないと言っていました。そこで、「観音アヒル」についてGoogleで検索してみると、沖縄で観音アヒルを食用に飼育している状況を示す下記URLが見つかり、『観音アヒルは沖縄に中国から1500年代に入ってきた』と書いてありました。他にもいくつか「観音アヒル」が出てくるURLがあり、いずれも沖縄で作成されたものですが、「観音アヒル」がバリケンとどう違うのかについては判りませんでした。

もっとはいむるぶしのアヒルが見たい方に!


鹿児島県奄美市(奄美大島) ばしゃ山文化村「奄美民俗村」 − あちちさんご提供
鹿児島県奄美大島のリゾートホテル「ばしゃ山文化村」に併設の「奄美民俗村」
奄美大島のリゾートホテル「ばしゃ山文化村」には奄美大島の民俗文化を体験する「奄美民俗村」という施設があり、動物は馬やヤギがいる他に黒いフランス鴨が十数羽水田の中で放し飼いにされています。
フランス鴨は見た目がバリケンにそっくりなので、フランス鴨とバリケンは同じ鳥なのかここの従業員に聞いてみたところ、両者は同じ鳥である上、沖縄で「観音アヒル」と呼ばれている鳥も同じ鳥であることが判りました。
要するにバリケンはさつまいもと同様に、原産地の中南米からヨーロッパを経由して東回りで中国、台湾、琉球列島へと伝わり、その過程で呼び名もバリケン→フランス鴨→観音アヒルと変わっていったことが判りました。(しかしこの鳥が世界中に広まるメジャーな家禽であるのかは疑問が残ります。)

このホテルの所在地、電話番号およびURLは以下の通り。
〒894−0508鹿児島県大島郡笠利町用安
TEL 0997−63−1178
FAX 0997−63−1868
http://www.synapse.ne.jp/basyayama/main_j.html


もっと奄美民俗村を見たい方は!


 
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